剣道の練習はどんな事が辛いのでしょうか

剣道の練習は辛い?

剣道の稽古の中には、とんでもなくキツイ稽古が存在します。
私も厳しい稽古で何度吐いたかわかりません(ー_ー;)

 

壁に追い込まれ逃げ場の無い状況で、何十発と突きまくられたのを思い出します。
おそらく、今の学生がクラブでやっている稽古の中でキツイとされているのは、
「追い込み」「掛かり稽古」だと思います。

 

「追い込み」とは、道場の端から端までを受ける生徒が下がり、打つ生徒はそれを追い続けながら打ち続ける稽古。
面、小手、小手面の技でそれぞれ各5本以上はさせられるのではないでしょうか。
厳しい所ではそれ以上している事もあるでしょう。

 

「掛かり稽古」とは受ける生徒が打ちやすいように様々な所をあけて打たせてくれます。
そのあいた所を、止まることなくひたすら打ち続けるのですが、その時間の長さでハードさが変わってきます。

 

集中して素早く打てるのは30秒が限界でしょうか。
これも厳しい所では、もう少し長い時間を、30分以上繰り返しさせられている所もあります。

 

考えただけで吐きそうになります。

 

これらの稽古の後は、膝が笑い、腕がパンパンで上がらない状態になります。
その後、少しのインターバルの後、面をつけた師範に掛かっていく地稽古に移ります。
もう腕と足が壊れてダルマのような状態、師範にサンドバッグのように袋叩きにされるのは目に見えています。

 

ここからです、精神を鍛えるのは。

 

私の友人は師範のお気に入りでした。
足も腕も動かない状況で竹刀も叩き落とされた状況。
普通の生徒はへたり込むかうずくまって、更に師範の打撃を浴び続けて倒れ込み終了…というパターン。

 

友人は違い、竹刀を落されても、凄まじい闘争本能で竹刀を拾う事も無く師範に掴みかかるのです。
師範も竹刀を捨て、その後はレスリング状態。
転がり回りながら、どちらも面を剥がしにかかる「面剥ぎデスマッチ」になる。
最後は友人の面が剥がされ終了となるが、師範の疲労も激しく、その後の稽古を終わらす事ができるのです。

 

もはや剣道では無いが、その友人の精神力を師範は気に行っているようでした。

 

現在、私も指導する立場になる事もあり思う事ですが、ここまでガッツを見せて掛かって来られると、指導者としてはとても嬉しいだろうと想像できます。

 

剣の技術が上手いより、はるかに頼もしさを覚えます。

 

今、厳しい稽古に励んでいる皆さん、一度死に物狂いで掛かって行ってみて下さい。
その後の師範の対応が変わる事、間違いなしですよ。

 

確かに剣道の稽古・練習は辛いです。ですがそれは技術以上に精神鍛錬の役割があるからでしょう。

 

辛い時にどれだけ自分を奮い立たせてやれるか、というのは試合のようなギリギリの緊張状態のときに生きてきます。

 

始めの内は実感しづらいでしょうが試合で勝つためにはこの辛い練習を乗り越えなければいけません。ライバルたちは皆すでに何度も乗り越えています。
あなたも上達するために乗り越えると決心しましょう!